八幡京田辺JCT~高槻JCTで新名神高速道路の建設工事が行われています。

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今回の記事で紹介するのは、2023年5月下旬~6月上旬に撮影した八幡市内、枚方市内の様子です。

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第二京阪道路から新名神高速道路の城陽側を撮影

まずは八幡市の八幡京田辺ICT・IC付近から見ていきたいと思います。

八幡京田辺JCTは、第二京阪道路と新名神高速道路を結ぶジャンクション。第二京阪道路と新名神高速道路の八幡京田辺JCT~城陽JCTの区間が既に開通していて、八幡京田辺JCTから高槻JCT側が今回の工事区間です。

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八幡京田辺JCTでは、新名神高速道路の本線と思われる橋桁はまだありませんが、

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それ以外のランプウェイの多くは架設済みのようでした。

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上の写真の途中で切れている道路は、おそらく高槻から第二京阪道路の大阪方面に向かうランプウェイです。新名神高速道路の全線開通に向けて、着々と工事が進んでいるのが分かりますね。

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山手幹線付近では、新名神高速道路は半地下構造になる計画です。写真の山手幹線をまたぐ橋は、工事用の仮設の橋と思われます。

枚方市に入ると淀川の手前までトンネル構造になります。地上からは分かりませんが、この区間では地下で工事が進められているようです。

周辺のアクセス道路の様子↓
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八幡京田辺ICのアクセス道路は現在、枚方市側が暫定2車線で供用されています。

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これが新名神高速道路の全線開通後は4車線になる模様です。

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山手幹線の交差点で切れているアクセス道路も、

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枚方市の家具団地方面に繋がる予定です。上の写真は家具団地側から未開通区間を見た様子。

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家具団地内は既存の道路を4車線に広げてアクセス道路にするようです。

国道1号線の様子↓
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家具団地前交差点では、国道1号線の右折レーンを2本に増やす工事が行われています。この工事が完成すれば、4車線化されるアクセス道路に入りやすくなるのではないでしょうか。

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道路標識のシールの下には「E89 第二京阪道路」「E1A 新名神高速道路」の文字がうっすらと。

続いて枚方市船橋本町(くずは付近)の様子↓
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新名神高速道路はこの辺りで地上に出ます。

枚方市西船橋付近の様子↓
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橋桁はまだありませんが、

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京阪電車や府道13号線をまたぐ付近では、だいぶ工事が進んでいるのが分かります。

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こちらが府道13号線から八幡京田辺JCT方面を見た様子。

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反対側の淀川には、新しい橋が見えてきています。新名神高速道路はこのまま高度を上げて高槻市内の山を貫き、名神高速道路と結ぶ高槻JCTにつながる予定です。

工事の進捗状況を公開している枚方市の公式サイトによると、新名神高速道路の八幡京田辺JCT~高槻JCTの区間は、当初の予定より4年遅い2027年度に開通する予定とのこと。


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